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最短最速で部品と工具を届けるために、
あらゆる手段を駆使する航空機整備物流のエキスパート国内外で就航しているANAの飛行機に不具合が発生した時に、いち早く通常のオペレーションに戻すため、整備物流全体のマネジメントを行っています。航空機の整備は、4M(Man(人)、Machine(機械、設備)、Material(材料、部品)、Method(方法))が揃うことで成り立っています。私たちは、4Mの内、主にMachineとMaterialを、航空機のみならず、時には船やトレーラー等のあらゆる輸送手段を駆使して、最短最速で必要な場所に届けるコントロールを行っています。
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海外MROとの連携も私たちの仕事。
決められた整備工期内にドックアウトさせることが私たちの使命。一部の航空機整備は、シンガポール・台湾・中国等にある海外の整備会社(以下MRO)に委託をしています。そんなMROとの資材調整業務も私たちの仕事です。計画整備に必要となる部品の事前準備や整備工期内に発生する様々な対応業務を行っています。海外MROをドックアウトした機体が、また世界中の空を飛び回ることが、私たちのやりがいに繋がっています。
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世界中の部品と工具の動きを常にモニターすることや資材調達も私たちの仕事。
刻々と変化する状況に対応することで、航空機のオペレーションを支えています。ANAが就航する国内外の空港(基地)にも部品や工具が配置されています。各基地には最低在庫数が定められており、常に世界中の在庫数をモニターすることも私たちの仕事です。最低在庫数を下回ったら迅速に補充することで、航空機に不具合が発生しても、すぐに修復できる体制を維持しています。また、棚卸の業務も行っており、国内外の基地に出張して、現地の部品工具の
保管品質を維持向上させるのも私たちの役割です。更に、整備作業に使用する接着剤やペイント類の資材調達も行っています。整備部門のニーズを確認し、ビックデータも駆使しながら、「必要なものを」「必要なときに」「必要な量だけ」を意識して、取引先と納期や価格交渉を行っています。